



正式名称はミャンマー連邦(Union of Myanmar)。
ミャンマー南部は古くから南東アジアの海上交易を行っていました。
タウングー王朝からコンバウン王朝を経て、イギリス統治時代になりますが、第一次大戦中から対英独立運動が始まり、1948年にイギリス連邦より独立を果
たします。
現在は、タン・シュエ国家平和発展評議会議長、テイン・セイン首相の下に軍政を敷いています。

伽羅の原材料(香木)
旧称「ビルマ」と日本は友好関係を
築いてきています。
16世紀に織田信長や豊臣秀吉などが珍重した「香木」はビルマ産といわれています。現在も前田家にはその端木が残存しています。
1942年には陸軍中野学校出身者の指導の下に、日本軍と共に「ビルマ独立義勇軍」を結成。鈴木大佐(浜松)を中心に、アウンサン、シモン、ウータント他
34名を支援しました。1946年にはアウンサンの指導の下、ビルマ連邦として独立し、初代大統領に就任。自給自足の保護主義国家
となり、1999年に「ミャンマー連邦」と呼称を改め、現在に至ります。